毎日が辛い。自己肯定感が低い人の特徴5つ

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マイナビウーマン
2020/11/25 11:10

ちょっとした失敗でも深く落ち込んでしまったり、周りの人の視線や言葉が気になり過ぎてしまう。自分の意見が言えない。

そんなあなたは、自己肯定感が低くなってしまっているかもしれませんね。

今日は心理カウンセラーの視点から、自己肯定感が低い人の特徴と原因、そして自己肯定感を高めるためのコツをご紹介します。

■自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことを指します。

自己肯定感が高い人は、良いことがあっても、悪いことがあっても「それでも私には価値があるよね」「私は私で良いよね」と前向きに捉えることができ、心に余裕を持って日々を過ごすことができます。

では、自己肯定感が低い人は日常生活を過ごす中でどんなふうに感じやすいのでしょうか。いくつか特徴をご紹介します。

◇(1)自分より人の意見の方が正しいように思う

価値観は人それぞれ違ってもいいはずなのに、人と意見が食い違った時、「私の考えがおかしいのかも」「私が間違っているかも」と感じてしまい、人に合わせてしまいます。

◇(2)何でも責められているように感じる

例えば、仕事でミスを指摘されたり、指導を受けたりするような場面で「自分は責められている」と感じやすくなります。周りから「気にし過ぎだよ」と言われやすい人は要注意です。

◇(3)人からの評価で一喜一憂してしまう

自分で自分を認められない分、周りからの評価に振り回されやすくなります。少し褒められたり、叱られたりするだけで気分の浮き沈みが激しくなってしまうでしょう。

◇(4)不満を感じやすい

自分を信頼する気持ちが低い分、人に依存しやすくなります。

「もっとこうしてくれたら良いのに!」と人に対して不満を感じやすい時には、自己価値が下がっていることが多いです。

◇(5)何でも人と比べてしまう

自分の持っている良さや魅力を認められないため、見た目が美しい人や、学歴が高い人、人気のある人と自分を比べて、惨めな気持ちになったり嫉妬しやすくなります。

■自己肯定感が低くなる原因

実は私たちは、最初から自己肯定感が低いわけではありません。これまでの人生の中で、自己肯定感が低くなるような経験をしていることが多いのです。

次に、カウンセリングでもお聞きすることの多い原因をいくつかご紹介しましょう。

◇(1)子どものころ、親に認めてもらえなかったことが多かった

幼少期の私たちにとって、親の存在は絶対的です。

また、子どもは「親に認めてもらえない=自分はダメな子だ」と思い込みやすく、自己肯定感が低くなってしまいます。

◇(2)親自身の自己肯定感が低かった

私たちの生き方の見本の多くは、親です。その親の自己肯定感が低かった場合、その価値観をそのまま引き継いでしまっていることがあります。

◇(3)過去の大きな失敗がトラウマになっている

誰でも失敗を乗り越えて成長していくのですが、あまりに辛い失敗を経験してしまうと、自信を無くしてしまい自己肯定感が低くなります。

◇(4)劣等感を強烈に感じる出来事を経験した

資格試験や入試・就職活動など、人と競い合うような場面でうまくいかないことが続くと、自分の価値を見失ってしまい自己肯定感が低くなりがちです。

◇(5)謙虚と卑下を混合している

おごらない謙虚さを持つことは良いことなのですが、その謙虚さと自分を卑下することを混合している人がたまにいます。自分では良かれと思って「こんな私なんて」と自分を卑下していると、だんだんと自己価値が低くなります。

■自己肯定感が低いと何が起こる?

では、自己肯定感が低いと現実でどんなことが起こりやすいのでしょうか。仕事と恋愛に分けて、それぞれで起こりうることについて解説します。

◇仕事で起こること

まずは、仕事の場面で自己肯定感が低いと起こりやすいことについてお伝えします。

☆(1)自分のミスを他責にしてしまう

自己肯定感が低い人は何かミスが起きた時、自分が悪いと感じます。ただ、自分を責める気持ちが強過ぎて、つらい気持ちに捉われてしまうことを恐れるあまり自分の間違いを認められず、人のせいにしてしまうことも。

それによって周りから「プライドが高い人」と誤解されてしまうこともあります。

☆(1)チャレンジができない

自分に自信が無い時、私たちは「どうせ失敗するならチャレンジしない方がいい」と感じるため、やってみたいことがあってもチャレンジができなくなります。

☆(3)落ち込みが長く続いてしまう

過剰に自分を責め過ぎてしまうため、ミスや失敗をした後、辛い気持ちを長く引きずってしまいます。

その繰り返しから、働きたくないという気持ちに捉われてしまったり、転職を繰り返してしまったりすることも多いです。

◇恋愛で起こること

次は、恋愛面において自己肯定感が低いとどうなるかについて見ていきます。

☆(1)嫌われないように彼の顔色をうかがってしまう

自分のことが嫌いな分、彼からも「いつか嫌われるのではないか」という不安が強くなり、相手の顔色をうかがうような振り回される恋愛になりがちです。

☆(2)彼を試すような行動をしてしまう

「私のこと、本当は好きじゃないんでしょ」と何度も聞いたり、わがままを言って彼の気持ちを試してしまったりすることもあります。

そんな試し行動に疲れてしまった彼から別れを切り出され、恋が終わるなんてことも……。

☆(3)恋愛に興味が持てない

「こんな自分を好きになってくれる人なんていない」そんな思いから、最初から恋愛することを諦めてしまう人もいます。

■自己肯定感を上げる方法

自己肯定感は、いつからでも、誰でも、上げていくことが可能です。

ここからは自己肯定感を上げる方法をご提案します。ぜひ、ご自身に合う方法を試してみてくださいね。

◇(1)少しずつ、小さな成功体験を積む

「帰ってきたら、靴を揃える」「ありがとうを1日10回言う」など、毎日小さな目標を立ててクリアしていきましょう。

大きなことを成功させないと意味が無い、と感じてしまうかもしれませんが、小さな成功を積み重ねた方が自己肯定感は上がりやすいです。

◇(2)人からの褒め言葉を素直に受け取る

人から褒められた時「そんなことないです」と否定せずに、「ありがとうございます」と素直に受け取ってみましょう。

「自分ではそうは思えないけれど、人からはそう見えるんだな」くらいの気持ちでOKです。自己卑下をやめるだけでも、ゆっくりと自己肯定感が上がっていきますよ。

◇(3)良かったことを日記や手帳に書いてみる

寝る前に、今日あった良いことを3つ、日記や手帳に書き出してみましょう。

私たちは、良い気分になっている時に、同時に自分を否定することはできません。そうやって、少しずつ良い気分でいられる時間を増やしていきましょう。

◇(4)好きな言葉の力を借りる

自分を励まし、勇気づけられるような言葉を書き出しておき、時々眺めるのも効果的。落ち込んだ時ほど、自分を励ましてあげましょう。

◇(5)信頼できる人に悩みを相談する

自己価値が低い方ほど、悩んでいる自分を情けないと感じて隠そうとしますが、自分の弱さを人に見せ応援してもらうことで、初めて「どんな自分でも愛されている」と実感できたりします。それによって、自分で自分を認めてあげることもできるようになるでしょう。

ぜひ、信頼できる人に相談してみてくださいね。

■少しずつ自分を認めてあげよう

もしも今、あなたの自己肯定感が低かったとしても、どうぞ安心してくださいね。そもそも、自己肯定感が低いのは「誤解」なのです。

あなたはいつだって、どんな時だって、価値があります。

たとえ人より秀でていなくても、立派でなくても、あなたの良さはあなたのもの。

世界中を探しても、あなたの代わりは一人もいません。唯一無二の大切な存在なのです

これまでの経験の中で「自分には価値が無い」「私はダメだ」と思い込んでしまったのかもしれませんが、あなたなりに頑張ってきたことや、できたこともあると思います。

少しずつ自分の頑張りや良さを認めて、自分を肯定的に見られるようになるといいですね。あなたがあなたらしく、毎日を楽しめますように。応援しています。

(服部希美)

※画像はイメージです

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