それでも信じたのは唯一願いだから
もうすっかり年末ムードですね。
毎年毎年この時期はなぜかおセンチメンタルになってしまうので苦手です。寒いし、なんだか寂しい気持ちになってしまう。
時間のある時にちまちまとヴァリアー編からアニメを見返してたんですが、やっぱりどうしても、なぜ、未来編では骸くんだけが10年間では水の中に入れられてしまってたんだろうとモヤモヤしてしまいます。
人の命に関わる設計のモスカは許されて、どうして骸くんは?って思ってしまった。
そもそもの原因は憑依弾だし、それを悪としたマフィアの社会もなにもかも、理不尽だと思ってしまう。
幼い骸くんたちは何も悪くなかったのに。
生まれた環境がそこだっただけで彼らの命にはなんの罪も無かったのに。
憑依弾を作ったファミリーの人間だからと殺されてしまった人たちもその憑依弾を使って殺されてしまったり人生が変わってしまった人たちも、実験で命を落としてしまった子供たちも、全部悲しい。
中学生の頃、未来編が終わる時、未来での記憶が現代に伝わった〜みたいなところを見て、なんともいえない気持ちになったのを今でも覚えてる。
骸くんだけが10年間自由に動くこともできなくて、真っ暗な場所にいた、それがとてもとても悲しい。
ランチアのことを考えると骸くんを全肯定することはできないけれど、わたしは骸くんが大好きだから骸くんが少しでも苦しまなくてよかった可能性を考えてしまうよ。
骸くんが行動する前に、骸くんや犬、千種、エストラーネオファミリーの子供たちを守ってくれる大人がいてくれたら良かったのに。
こんなことを言ってもどうしようもないんだけどね。
骸くんの時間は動いていなくて、歳も取らなくて、気がつけば私はもうすぐ未来編の骸くんの年齢を追い越してしまう。早いね、あっという間だね。
もしも骸くんの時間が動いているのなら、幸せでいてほしい。
生きることを選んだ骸くんが生きていて良かったと思える日がいつかきてほしいってずっとずっと願ってる。
しおり
記事一覧を見る
Yの人気記事
おすすめトピックス
カテゴリーランキング
漫画・アニメカテゴリーの人気記事ランキング
ピックアップブログ
新着おすすめブログ