どうしても許せなかった1

私は24歳の時に、2つ年下の咲子という女性と結婚をしました。

私は両親を早くに亡くし、咲子も同じ境遇だったので、お互い子供がはやく欲しいということで、私が就職して1年ほどで子作りをし、無事女の子が生まれ愛と名付けました。

とてもとても幸せでした。私が入った会社は、給料はそんなに高くありませんが、福利厚生がしっかりしており、学生時代からの貯金もあり、それなりに裕福な生活を満喫しておりました。


愛が小学校3年の夏休み明けでした。私が会社から帰宅すると、いつも出迎えてくれる咲子の姿がありません。愛が心細そうにお母さん帰ってこない、そう呟いたことに動揺しました。


咲子はこれまで一度もそういった行動をとったことはありません。
たまに、友人と遊びに行くことはありましたが、夕方には必ず帰っていて、連絡をかかしたこともありませんでした。

心当たりの場所を探しても見つからず、愛の食事と入浴をとらせて眠らせた後、9時まで待ちすぐに警察に電話をしました。

警察の反応は、とても鈍いものでした。30を超えた成人女性ですから、夜の9時ごときでおおげさな、という反応だったのを覚えています。



翌日も、その翌日も咲子は帰ってきませんでした。連絡もありません。
3日経ちようやく警察は行方不明として受理してくれましたが、こういったケースは家出の場合が多いらしく、あまり期待しないでくれと遠回りに言われました。





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