マーターズ




オススメ度★★★★☆
グロテスク度★★★★☆


ストーリー
70年代初頭のフランスで、少女リュシーは何者かによる長期間に及ぶ、監禁・拷問・虐待の末、自力で脱出した。
彼女は施設に預けられ、そこで知り合ったアンナの支えにより心の傷を癒してゆく。
しかし15年後、リュシーは復讐を果たすため猟銃を手にし、犯人と思われる家族を皆殺しにする。
2008年作成のフランスとカナダの映画。


監禁、拷問、虐待とくればエロを想像してしまいませんか?
いいえ、エロはいっさいございませんっ!
暴力、暴力、暴力です。
殴る切る剥ぐ!酷い!笑
ネタバレいきます。









ぼろっぼろの布切れのような服をまとった少女が走っています。
薄暗く、寒そう。
髪は下手くそな坊主、身体中アザだらけで目の周りは真っ黒。
しょっぱなから痛々しい!

どこかの施設に入れられた少女。名前はリュシー。
施設でも孤立するリュシーでしたが、同い年くらいのアンナと仲良くなります。



右がリュシーで左がアンナ

それから15年経ち、ある家族の光景。
両親と兄妹の四人家族。
食事中、インターフォンがなります。
父親が扉を開けるとそこには成長したリュシー。
いきなり猟銃で父親を撃ち殺します。
逃げる家族を追いかけ回し全滅させます。
(長男に「自分の両親がしたことを知ってるのか」と問い詰めるシーンがあり戸惑いを見せたりもする)
リュシーはアンナに電話をかけ呼び出し、自分を監禁してたのはこの両親で間違いないと言います。
長女が水泳の大会で優勝したときの写真に両親も写っており、それが新聞に載ったのです。
その顔に見覚えがあったらしい。アンナは半信半疑。
なぜ一家惨殺したかというと復讐だけが目的ではなく、リュシーは「彼女」から逃げたかったのです。
「彼女」とは、15年前リュシーが逃げたした虐待部屋にいた女性。
「彼女」は両手両足鎖で繋がれていて、幼いリュシーは助けることができなかった。
自分だけ逃げてしまった。
その事に怒っている「彼女」がリュシーを殴り、刃物で切りつけるのです。
しかし、一家を惨殺したのに相変わらず「彼女」はリュシーの腕を、背中を切り裂きます。
しかしアンナには「彼女」は見えず、自分で自分を傷つけるリュシーが見えるだけ。
結局リュシーは自分で首を切り死んでしまいます。
死体が5人分、血だらけの家に一人残されたアンナ。
とんだとばっちりだよ!
なまじ証拠隠滅に協力したあとだし…
アンナの指紋やら足跡やらつき放題だし…
私がアンナだったら絶望ですね。

ひょんな事から地下へ続く入り口を見つける。
降りていくと、鎖で繋がれた女性発見!


かな〜り痩せ細り、傷だらけ。
リュシーの言ってた事は本当だったんだ!!
とりあえず一階に運び湯船に入れる。
女の人はビクビクして会話もできない。
少し寝るアンナ。マジお疲れ。

起きて女の人の頭についてるヘルメットを外そうとする。
ここのシーンやばかった。
ヘルメットはボルトのようなもので固定されてて、頭蓋骨まで届いてる!
ドライバーで外すんだけど血がドローっと出てくるし女の人は暴れる。
ボルトが全部取れて思いっきりひっぺがすアンナ。鬼ですわ。
女の人の皮膚もってかれてんだもん。
まあ、とれてよかったね!と思ったら暴れる!
腕の肉を削ぎ、壁に頭を擦り付ける…痛いよー(TT)
びびるアンナ。暴れる女の人。響く銃声…?!
女の人、撃ち殺された!
ダダダっと特殊部隊人が入ってくる。

私はね、びっくりしたよ。
変態夫婦が趣味でやってるわけじゃなく、すごい大きな組織が「やらせていた」んだもの。
確かに地下の作りが凄くて金かかってたもんなー。

組織のお偉いさん、「マドモアゼル」
手錠されたアンナに写真を見せます。
写真には生きてるか死んでるかわからない状態の女性が天を見ています。
マドモアゼルは言います。
暗闇に監禁され暴力を受け続けると幻を見るようになる。
リュシーが見ていた「彼女」も幻。
また、アンナが助けた地下にいた女性は身体中に虫が這う幻が見えていたのだ。
しかもリュシーや地下にいた女性以外にも、たくさんの被害者がいると言います。
マドモアゼルの目的、それは死後の世界を知ることです。
大抵の被害者は病んだり死んでしまうのですが、ごくまれに死なずに殉教する者が現れるのです。
その人たちは生きたまま死後の世界を見ることができる。

ようは、痛いの嫌だから他の人にやらせちゃお〜っと☆みたいな。
このカルトババアめ!


地下に連れられるアンナ。
とばっちりすぎるだろ…(2回目)
ガタイのいい男に殴られまくるアンナ。
食事は係りの女性がミキサーでどろどろにした黄色のものを無理矢理口に突っ込む。
吐き出そうものなら、殴られてしまう。
ずっとこれが続きます。
髪を切られ、顔は痣で真っ黒に。
アンナは幻は見ず、そのかわりに死んだはずのリュシーと会話します。
とうとう反応もしなくなったアンナ。
最終段階に突入しました。
(食事係りの女が「これで終わりだからね」と優しくする)

最終段階とはこれだ!





顔以外の皮膚を剥がされるのです。
キチガイですね。

マドモアゼル率いるカルト組織を集合させます。
17年間にこの域に達したのは4人だけ。
そして何を見てきたのか言い残したのはアンナただ一人。
マドモアゼルはアンナに「見たのか」聞きます。
アンナは小さく頷きます。
アンナの口もとに耳を近づけるマドモアゼル…
アンナが「なにか」をささやきます。


部下がマドモアゼルの部屋に行き、扉の向こうから死後の世界はあるのか尋ねます。
ある、と答えるマドモアゼル。
ウィッグを外し、化粧を落としていく。
部下に一言「疑いなさい」と言い、拳銃を口に突っ込んで自殺しました。

アンナとリュシーが仲良く戯れる映像が流れ、終わり。

最後に字が現れ
マーターズ(殉教者)とは、その語源となったギリシャ語では「証言者」を意味する。

これで終了。
うーん、アンナが見たのは何だったのか。
マドモアゼルは何を聞いたのか。
死後に行きたくなるような事だったのか、絶望したのか。

アンナ役の女性は撮影中に骨折、リュシー役の女性も撮影の翌日立てなくなったとか。
オチはどうあれ暴力的なシーンの迫力がすごい!
本気でいってんな、って思う。
さすがですフランス様。痛みが伝わってくるようです。

是非皆様にもこの作品を見ていただき、オチについて語り合いたいですね。
それでは(^3^)/


しおり
記事一覧を見る

真美@TON-CHANの人気記事

  • グロテスク
    投稿日時:2014-02-25 02:33:16
  • セルビアン・フィルム
    投稿日時:2014-02-24 15:43:09
  • マーターズ
    投稿日時:2014-01-30 17:55:37

おすすめトピックス

カテゴリーランキング

趣味全般カテゴリーの人気記事ランキング

ピックアップブログ
新着おすすめブログ