2章-1 野球部時代

― 少し、時間を巻き戻す ―

僕は高校では野球部だった
北海道鵡川高等学校。
一口に野球部といっても、
僕の場合、札幌の実家を離れ、
寮に入り、丸坊主、朝練・夕練と
本格的な野球少年だった。

当時、鵡川高校は、甲子園監督を3名同時に招き、
甲子園初出場に向けて、町全体で盛り上がっていた。
役場の人、町長さんなんかもよくグラウンドに訪れ、陽気な声援を贈ったりしていた。

それに伴い寮での生活は想像以上に厳しいモノだった。
ピンとこない方もいると思うので、少し寮での1日の流れを紹介。

朝練
5時  〜 起床
5時半 〜 朝のランニング
7時   〜 朝食
7時半 〜 朝練(ティーバッティングなど)
8時半 〜 学校
夕練
15時 〜 夕練
19時  〜 夜食
20時  〜 素振り・・・・お風呂(15分)など
21時半 〜 ミーティング
22時半 〜 就寝

寮には監督も一緒に住んでいて、夜見回りがあり電気がついていると殴られたりもした。
ただ、心ある監督で僕も含め誰からも尊敬されていた。
このように大袈裟に言えば、1秒も自由な時間が無い生活を送っていた。

15歳、当時の僕の夢は 「プロ野球選手」

中学時代はエースでキャプテン。
意気揚々と入った野球部だったが、全国から集められた選手達は、僕なんかより身体も大きく、スケールが違って驚いた。
試合にも、一度代打で打席に立っただけで、定位置はベンチの横の芝生の上だった。
試合中いつもうわの空で、暮れゆく夕陽をよくぼんやり眺めた。

BGMはグラウンドでこだまするボールを追いかける仲間の声だった。
そんな毎日を送り、僕は2年生になっていた。
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