「メンタルが弱い人」の特徴7つ

ビューティー
マイナビウーマン
2020/03/19 07:10

あなたのメンタルは強いですか? それとも、弱いですか? 多くの人は自分のメンタルに自信がなく、「もっと強かったら……」と思っていることでしょう。

メンタルが強い人には、「緊張しない」「堂々としている」「ブレない」「落ち込まない」「あきらめない」といった精神的な強さがあります。

このコラムでは、反対にメンタルに自信がない人はどうすればいいのかについて解説していきます。

■メンタルが弱い人に共通する特徴7つ

メンタルが強い人と弱い人は、いったい何が違うのでしょうか? まずは、メンタルが弱い人によく見られる特徴を押さえておきましょう。

◇(1)悲観的すぎる

メンタルが弱い人は、いつも「きっとダメだろう」「うまくいくはずがない」と悲観的に考えています。

悲観的に考えてばかりいると、難しいことにチャレンジしようという気持ちがわいてきません。「どうせやってもうまくいかないだろう」とあきらめてしまうのです。

◇(2)自信がない

「自分には能力がない」「やったことがないからできない」といったように自分に自信がありません。

自信が持てないと、困難な局面で「頑張ってみよう」とは思えなくなります。何をやるにしても弱気になって委縮してしまうことにもなります。

◇(3)自己否定的

心のどこかで「自分はダメな人間だ」と自分のことを否定的に捉えています。

そのため、自分ができる部分よりも、できない部分にばかり目が向いてしまい、「やっぱり自分はダメだ」という認識を深めるので、いつまでたっても自己否定の悪循環から抜け出せなくなっています。

◇(4)他者評価が気になる

自分が周りの人からどう見られているかを過度に気にします。

他人からの評価に一喜一憂し、とりわけ批判されることを極端に恐れます。他人の意見に振り回されて、自分の良い部分を客観的に見ることができなくなっています。

◇(5)成功への強迫観念が強い

「うまくやらなければならない」「失敗してはならない」といったように「絶対に成功しなければならない」と強く思い込んでしまっています。

成功への強迫観念は、自分を駆り立てる側面もありますが、多くの場合は、自分自身へのプレッシャーとなって、実力発揮の妨げとなります。

◇(6)意志が弱い

努力し続ける、あきらめずにチャレンジし続ける、といった粘り強さは、メンタルの強さと関係しています。すぐに投げ出してしまうのは、「絶対に成し遂げてやる」という意志が弱いからです。

◇(7)夢や目標がない

失敗しても挫けずあきらめずにチャレンジを続ける人は、絶対に叶えたい夢や達成したい目標を持っていて、それがメンタルの強さのベースとなっています。

メンタルが弱い人には明確な夢や目標がなく、だから簡単に挫折してしまうのです。

■メンタルの弱さの原因って?

メンタルが弱い人の特徴を見てきましたが、それは生まれつきなのか、という疑問がわいてくるかもしれません。脳の機能の個人差が影響している可能性は否定できませんが、基本的には、育てられ方の影響が大きいと考えられます。

◇自分に自信が持てない育てられ方とは?

例えば、何かをうまくやったとき、「上手にできたね!」「〇〇ちゃんは本当にすごいね!」と言われて育った場合と、「それくらいはできて当然ね」「もっと上手にできるようにがんばりなさい」と言われ続けて育った場合とでは、その後のメンタルに違いが生じます。

子どもは親や大人の言うことを素直に受け止めます。

前者のように言われたら、「わたしはデキる子だ」と信じるようになります。すると、困難なことがあっても挫けず頑張り続ける人に育ちます。

一方、後者の場合は、「これくらいで満足してはいけない」と思うようになり、困難なことがあったときには「わたしはダメな子だ」と思い込んでしまいます。

それゆえ自信が持てなかったり、他者評価が気になったりと、メンタルが弱い人によく見られる特徴を持った人に育っていくのです。

■メンタルを鍛える3つの方法

メンタルが強いと思われているトップアスリートでさえ、メンタルトレーニングで鍛えています。

メンタルトレーニングは、競技種目や選手の性格などによってさまざまな方法があるのですが、ここでは、一般のビジネスパーソンに役立つ簡単なものをご紹介します。

◇(1)場慣れする

慣れないことをするときは、誰でも緊張したり不安になったりするものです。

例えば、クレーム対応。初めてのときはドキドキして逃げ出したくなるかもしれませんが、何度も対応しているうちに当初ほどドキドキしなくなります。

具体的なトレーニング方法としては、少しずつ場慣れしていくことが役に立ちます。

同僚にクレーマー役をしてもらって模擬対応をする。ひとりで対応しないで上司や先輩が対応している場面に同席させてもらう。軽いクレームのときに途中から代わってもらって対応する。といったように場慣れを繰り返していくことで、クレーム対応にかんするメンタルは強化されていきます。

◇(2)ハードルを下げる

例えば、接客販売の場合、「お客さまに買ってもらわなきゃ」「ノルマを達成しなきゃ」と思うからプレッシャーに押しつぶされそうになるのです。こういうときは、自分のハードルを下げましょう。

「今日は〇名のお客さまにあいさつをする」「今日はお客さまに新作を紹介する」といった簡単な目標を設定し、決して売ろうとはしないで、その目標達成だけを考えます。

「あいさつをするだけ」「新作を紹介するだけ」であれば、それほど緊張せずに行動できるのではないかと思います。自分にとって高いハードルを設定してしまっているからプレッシャーを感じるのであって、低いハードルを設定すれば、それほど怖がらずに接客できるはずです。

「売らなくていいんだ」と気軽な気持ちで接客したほうが、かえって売れたりするかもしれません。

◇(3)自分を説得する

失敗したとき、「なんて情けないんだ」と自分を責めて落ち込んだり、「自分はもう無理だ」と心が折れて憂うつになったりするかもしれませんが、そんなときには自己否定をやめなければなりません。

自己否定を続けていると、どんどん気分が落ちていって立ち直れなくなってしまいます。

自己否定をやめるには、自分を肯定する言葉で自分自身を説得することが効果的です。例えば、次のような独り言を何度もつぶやいてみてください。

「たいていはうまくいくのに、今回は裏目に出ただけのことだ」

「経験したことがない失敗なので、十分な対策ができなかっただけだ」

「失敗したからって、命までとられるわけではない」

失敗を正当化することで、自己否定は止まります。あとは、今回の反省を次回以降に活かすよう考えていけるといいでしょう。

■メンタルに自信がない人に向く仕事とは?

「わたしはメンタルに自信がないけど、仕事をうまくやっていけるだろうか?」と不安に思っている人がいるとしたら、それほど悩む必要はありません。

世の中にはさまざまな仕事があるので、自分に合った仕事を選べばいいだけです。

◇営業や接客は苦手な可能性

メンタルに自信がない人が基本的に避けたほうがいいのは、営業や接客などの対人コミュニケーションで成り立つ職業です。どんな会社やお店でもクレーマーは必ず存在するので、メンタルが弱い人にとっては厳しい仕事といえるかもしれません。

◇手順通りに進めるべき仕事は◎

一方で向いているのは、決められた手順通りに処理することが求められる仕事です。

例えば、経理業務、工場のライン業務、清掃業務、セントラルキッチンの仕事などです。厳しいノルマやプレッシャーが少なく、突発的な緊急事態も起きず、やることをちゃんとやっていれば誰にも批判されない仕事であれば、メンタルをやられてしまう危険は少ないでしょう。

あるいは、自分の得意なことをする仕事も向いています。

パソコンが得意であれば、パソコンを使った入力やデザイン制作の仕事などは、伸び伸びと自分の良さを発揮できます。

メンタルは鍛えれば強くなる

メンタルの強さは、図太い神経や強靭な精神力を持っているかどうかではありません。

それだと鈍感な人や唯我独尊の人もメンタルの強い人になってしまいます。

本当にメンタルが強い人とは、どんな状況においても自分の心をコントロールする方法を知っている人です。そして、その方法は誰でもマスターすることができます。

つまり、鍛えれば誰でもメンタルを強くできるのです。

(笹氣健治)

※画像はイメージです

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