要領がいい人が絶対しないこと

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マイナビウーマン
2019/10/07 11:10

仕事をしていて「要領が悪いな」と感じることはありますか? 同じ仕事でも「もっとうまくやれるのでは?」と感じていたり、実際に「うまくやる」人がそばにいたりする場合、「なんで要領が悪いんだろう……」と頭を抱えることがあります。

そんな気持ちが強くなると「仕事に向いていないのでは?」「自分の能力が低いのでは?」と無駄に自己肯定感も下がっていきます。

仕事上「要領が悪い」とされる人よりも、「要領がいい人」が評価されるため、できれば「要領が悪い人」を脱したいものです。

今回は何かと損をすると思われがちな「要領が悪い人」の特徴と、「要領のいい人」とのちがいなどを見ていきましょう。

■「要領が悪い」の意味って? メリット・デメリットとは

「要領が悪い」とは、物事の扱いが下手である様、やり方が悪い様。心得がなく、もたついたり失敗したりする様子を表す言葉です。ざっくり言うと「どんくさい様子」ということかもしれません。仕事でも、事前確認やちょっとした気配りが足りずにモタついたり、無駄な作業が目立ったりする人っていますよね。

要領の悪さがメリットを生むことはほぼないですが、最大限好意的に解釈すると、要領の悪さは「親しみやすさ」には繋がるかもしれません。なんでもテキパキと要領よく片づけていく人は頼りがいがありますが、「ちょっと近寄りづらい」と感じられる可能性もあります。

特に新人の場合は、仕事上の「要領の悪さ」が「若さ」「フレッシュさ」といった意味に取ってもらえたり、「助けてあげなきゃ」という庇護欲をそそったりする場合があります。

反対に、デメリットは「仕事を頼みたくない」「頼れない」「不安」など、「この人に任せておけばいい」という信頼の獲得が難しい点にあります。基本的に仕事においては、誰でも「不安がある人」よりは「信頼できる人」に頼みたいと思うものなので、最大のデメリットだといえます。

■要領がいい人と要領が悪い人のちがい

正直「要領が悪いよね」とは言われたくないですが、要領のいい人と悪い人にはどんなちがいがあるのでしょうか。

◇「要領がいい人」の特徴

☆1.全体像を把握し、必要な仕事を判断できる

要領がいい人は、仕事の全体像の把握が早く、その中で何をするべきかを判断できます。仕事の全体像とは業務フローの理解の側面だけではなく、ビジネス上の重要性や、関わる人たちの動きなどの多岐にわたります。

要領がいい人は、これらの複合的な要素から仕事の全体像を把握し、最適な仕事に注力するため無駄が少なく、結果も出やすいという特徴があります。注力部分の重要度が高ければ、結果の評価も高くなるのは自明です。

☆2.自分の得意・不得意を理解している

得意分野の仕事に注力し、苦手分野は回避することができれば、パフォーマンスは上がります。仕事は、好きや得意なものだけできるわけではないですが、自分が「何が得意で、何が不得意か」を理解していれば、不得意分野にかかる時間の見積りやバッファの設定などもしやすくなります。

また、「不得意である」ということがわかっているだけでも、時間がかかることやクオリティが微妙なことを「仕方がない」と納得しやすくなります。

☆3.仕事を抱えすぎず、上手に人に頼ることができる

「要領がいい人」は、自分の仕事を人に振り、助けてもらうことが上手です。全部自分で抱えるよりも、得意な人を巻き込んだり、協力してもらったりするほうが、仕事は早く終わる上にクオリティも上がります。

「全部自分で」と頑張ってしまう人が多いですが、要領がいい人は自分が「できるもの」の範囲をきちんと理解しているため、タスクが溢れそうな場合や苦手分野の場合に、相談して協力してもらうという行動が取れます。

☆4.期限を確認して仕事に取り組める

要領のよさとは、適切な判断によってもたらされます。例えば「この仕事お願いね」と急に振られたタスクに対して、「いつまでに」「どの程度のクオリティで」実施するべきかを相手と確認し、必要があればリジェクトすることもできる人は、無駄な仕事を抱えずに済みます。

気軽に振られた仕事が「明日までに」「月末までに」なのか、期間によって難度は変わります。必要な情報をきちんと集めて判断できる点は重要です。

☆5.休むときは休む

人間に休息は必要です。要領のいい人は「今日はいまいちだな」、「休んだほうがいいな」」という判断ができます。

無理してズルズルと仕事に取り込むよりも、メリハリをつけて「休むときは休む」判断をしたほうが結果として「いい仕事」になる可能性は高いです。

◇「要領が悪い人」の特徴

逆に要領の悪い人の特徴はどうでしょうか? 確認していきましょう。

☆1.全体像を把握するのが苦手で、部分で判断する

「要領が悪い人」は全体の仕事の流れではなく、部分で判断しがちです。目先の自分の仕事しか見えていないため、優先度の判断ができません。すると周囲から「今その仕事をするタイミングじゃないのでは?」「先にこの仕事をやってよ」などと指摘が入り、手戻りが発生してしまいます。

☆2.自分の得意・不得意を理解していない

自分の得意、不得意を理解していないのも、要領の悪い人になる原因のひとつです。

「得意ではないこと」をずっとやってしまうと、仕事の処理速度やクオリティが低くなってしまうのは、要領のいい人も同じです。しかし、要領のいい人と悪い人の分かれ道は「苦手との付き合い方」です。

☆3.本来不要な仕事をしてしまう

要領が悪い人は、決して暇そうなわけではありません。むしろいつも忙しそうだったりします。しかし周囲から「なんで忙しいのかがわからない」と評価されている場合が多いです。

その理由は、本来担当ではない仕事をしていたり、無駄に深堀りしていたりして「いや、必要ないよね」という仕事をしているからです。

頑張っているのに「それは不要では?」と言われてしまう点に「要領の悪さ」が光ります。

☆4.優先度判断ができず、業務時間が長くなる

3にも関連しますが、「必要ではない業務」「優先されない業務」に全力で取り組んでしまうため、業務時間が長くなりがちです。

仕事には優先度があり、優先度と緊急度が高いものから片づけるべきですが、優先度は高いものの、緊急度が低い仕事を深夜までやる……などがその典型例です。

「本当に必要か?」を一旦立ち止まって考えるクセが必要です。

■「要領の悪い人」が「要領のいい人」になるコツ

要領のいい人と悪い人の特徴を見ると、「要領が悪い」と言われてしまう原因が見えてきます。結局、仕事における「要領のよさ」を感じるポイントとは、周囲の協力をうまく得ながら、必要な仕事を早く、正確に実行し、その質が高いことをいうのだと思います。

要領の悪さとは、「ひとりで抱え込んでしまい、不要な仕事に時間を取られている様」と言い換えられます。つまり、改善のためにはまずは「仕事の優先度判断」が絶対必要といえます。

◇1.優先度と期限(緊急度)を確認してから着手する

要領の悪い人の特徴に「言われた仕事にとにかく着手してしまう」という点があります。上司や先輩から「これやっておいて」と言われた仕事を「上の人に言われたから」やってしまうのは、最初に改善すべきポイントです。

依頼されたときに「いつまでに、どの程度のものが必要か」を確認、合意する癖をつけましょう。来週が締め切りのものは、しばらく寝かせても問題ありません。

◇2.自分の仕事の全体量を把握する

今自分がどれだけの量の仕事を抱えており、バッファがあるのかどうかを把握しておくことは、要領よく仕事をしていくために必要です。

要領のいい人は全体量の把握がうまいという特徴があります。自分の中の見積りをきちんと持つことで、やるべき仕事や受けられる仕事の量を調整することができます。

◇3.自分で判断ができないならきちんと相談する

優先度や全体量の把握は、得意な人は何も考えずにできますが、そもそも苦手な人はその判断自体をまちがえる可能性があります。そのため、「苦手」なのであれば、上司や先輩、周囲の同僚などに相談するクセをつけましょう。

「要領が悪い」人には伸びしろがある

「要領が悪い人」と言われると落ち込みますが、きちんと弱点を把握して改善することで、目に見える成長ができるともいえます。評価は「成長」についてくるものなので、自分の弱点を適切に把握する=成長と評価を同時に得られる可能性があるということです。

ただ落ち込むのではなく、どうすれば改善できるのかを考えて未来の自分を作りましょう。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

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