「めんどくさい」を撃破する5つの方法

ビューティー
マイナビウーマン
2019/09/13 17:10

ああ、めんどくさい。めんどくさい。

そこの貴女。

どうして生きてるだけでめんどくさいんでしょうね?

正直、私だって、こうしてコラム作業から逃げだして、駅前の喫茶店に行って冷え冷えのメロンソーダを飲みながらスマホを触りたいくらいです。

私の敬愛するマルセル・デュシャンという芸術家がいます。百年前にフランスのコンクールに便器を出品してバズった男です。彼は晩年、こんな言葉を残しました。

「私は生存しているだけで疲れる」

みなさん、聞きました?

これです。これ。

めっちゃ「わかる……!」ってなりませんか。心のいいねボタン100回連打です。そうです。私たちは生きているだけで疲れるのです。めんどいのです。

とはいえ、そんなことばかり考えても人生は進みません。わかっちゃいるんです。ある意味、生きるとは「めんどくさい」といかに向き合うかにかかっているわけです。

今回は「めんどくさい」という心理に迫ってみます。そこに人生を前に進めるヒントがあるはずだから。私もメロンソーダをぐっとガマンして頑張ります。

■「めんどさい」とは「行動したくない」感情

まず我々の敵である「めんどくさい」を分析しましょう。

私たちは水槽の金魚がぷかぷか泡を浮かべるくらいの感じで「ああああめんどくさいめんどくさい」という言葉を吐きだします。

それを細かく言語化すると「行動したくない」だと思います。

私たちが「めんどくさい」と口にするときは、決まって「行動しないといけないのはわかっているけど行動したくない」というニュアンスが隠されているのですね。

人間が「めんどくさい」と感じる理由

ここで「めんどくさい」と感じるシチュエーションを考えてみます。それぞれの心理状態と理由を解説します。貴女はどのパターンでしょう。

◇(1)やらなくてはいけないのを痛感しているから

リアルなところですよね。

やらなくてはいけないのはわかってるのに、それができない。考えるほどめんどくさくなる。その状況が嫌になる。自己嫌悪したりする。

さらっと行動できるときは、さほど意識にものぼらず行動できているものです。逆に、その重要性を痛感しているときほど、かえって腰が重くなるというわけです。

なぜか、やらなくちゃいけないことほど、めんどくさいんですよね。

◇(2)やらされているから

大抵の作業がこれにあたるかもしれません。

毎日のオフィスワークもですし、毎月送られてくる水道代の請求書をコンビニに払いにいくのだってそうです。とにかくめんどくさい。それを口座振替に切り替える手続きをするのだってめんどくさい。

しかし、これが好きなことや趣味ならば違うはずです。

好きなアーティストのライブに行ったり、仲良しの友達と居酒屋に行ったりするのを「めんどくさい」と感じることはないでしょう。

他人にやらされている作業ではないからです。自分が楽しむために、自分で行動しているからです。自ら行動するときは「めんどくさい」と感じにくいわけですね。

◇(3)やるべきことが大量にあるから

作業量も関係してきます。

やるべきことが少しならば「ま、いいか……」で済むにしても。それが大量にあると戦意喪失します。手がけるのを想像するだけで気が遠くなります。逃げたくなります。

夏休みの宿題といえば、みなさんもイメージしやすいかと思います。あの想像するだけでも大量な──でもやらないといけない感じ──というわけです。

◇(4)体や心が疲れているから

これも顕著です。

体や心が疲れているときは、めんどくささを感じやすくなります。シンプルに「動きたくない」と脳が命令しているから。いまは休んでくれといってるわけですね。

とはいえ、それで休めないのも現代人のつらいところ。レッドブルを飲んで、やらなきゃいけない仕事がある──そんなときにめんどくささがドッと押し寄せます。

書いてて悲しくなりますね。うん。いつか安らげる日がほしいものですよね。

◇(5)ほかに楽な道があるから

人間は、案外、腹をくくれば行動できるものです。なんだかんだ「本当に行動するしか道がない」という状況ならアクションできます。

火事場の馬鹿力みたいなものです。大事な試験前夜に、東大にストレート合格できるんじゃないかくらいの集中力で勉強できた過去はありませんでしょうか。

しかし逆にいえば、試験日まではだらけてしまったわけです。

というのも「サボるという楽な逃げ道」があったからです。どう考えても、勉強するよりスマホを触ったり、友達とファミレスのドリンクバーでだべったりするほうが楽しいですから。

ほかに楽な道があるとき、私たちは、めんどくささを感じるのです。とりあえず楽なほうにいきたいから。あとで死ぬくらいの思いをするとわかっていても。

■「めんどくさい」をなくす方法

いかに人間がめんどくさいという気持ちに支配されてしまう生物なのか痛感したところで、めげずに、その「めんどくさい」を撃破する方法を解説します。

◇(1)人は行動するからやる気がでる

すごく重要なことです。

よく「やる気がでないから行動できない」と口にする人がいます。

しかし実は逆なのです。私たちは「行動するからやる気がでる」のです。少しでもアクションをはじめることで、やる気はどこかからやってきます。

やらなければと考えるだけで行動はできるようになりません。行動を呼びおこすのは、ほんの少しの行動なのです。

いったん手をつけること。迷ったら思いだしてください。

◇(2)仕事をいくつかに分ける

地味に有効なテクニック。

上にも書きましたが、私たちは作業が大量にあると、一気にめんどくささを感じます。だからこそ「少なく感じる」ように工夫するのです。

困難は分割せよ、という言葉があります。まさに同じことです。大量のタスクを「毎日30分だけやろう」「今日はここまで」というふうに区切ってみせるのです。とたんに気が楽になるのを感じるでしょう。

正体不明の敵だった作業が、ぐんと簡単に見えるはずですよ。

◇(3)毎日を充実させる

そもそも生きてることが、めんどくさいわけです。

自分のペースだけでは生きられないし、何かと負担はかかるし。そしてゴロゴロしてると、ますますすべてをめんどくさく感じてくる……。

そんな心の状態を抜けだすコツは「自分を暇にしないこと」です。毎日のスケジュールを楽しいことや、やりがいのあることで埋めましょう。

充実はめんどくささを吹き飛ばしますよ。

◇(4)スマホの電源を切る

楽な逃げ道をなくしましょう。

現代の「なんとなくの逃げ道」の堂々第一位はスマホです。その画面の奥には、あらゆるフワッとした暇つぶしが待ちかまえています。それが、やるべきことを後回しにして、どんどんめんどくささを増大させます。

切りましょう。とにかく電源を切るのです。

あ、その前に、このコラムだけは最後まで読んでください。

◇(5)そんなこと考えない

私事で恐縮ですが、私が「めんどくさい」という気持ちに押しつぶされそうになったときに最後にたどりつくメンタルがこれです。

「うん。やるか、やらないかだ。めんどいとか、そういうのじゃないんだ」

と、あきらめたように作業にとりかかるのです。謎のハードボイルド精神です。

しかし、そこそこ理にかなっているとは思うのです。悩んだところで作業が減るわけではありません。行動することでしか「めんどくさいもの」はなくなりません。

だったら、やるしかないんじゃないでしょうか?

人生の秘密は「めんどくさい」の奥にある

いかがでしょうか。

いかに人間がめんどくさがりな生物かを突きつけられた感じがしますね。私自身、書いていてグサグサ刺さるものがありました。

しかしですよ。

逆に考えてみましょう。なんだかんだ私たちは行動しない生物です。だからこそ、めんどくさいことをやるだけで、まわりに、めちゃくちゃ差をつけられるというわけなのです。

能力や才能ではありません。

本当に行動するだけ。やるだけ。それだけなのです。そう考えると「めんどくさいなあ!」と叫びながらも少しだけアクションできそうな気がしませんか?

あなたの人生がより良いものになることを祈っています。

(浅田さん@令和の奇術師)

※画像はイメージです

GRP BLOGGRPブログ

このコラムが更新されると
自動的にメールでお知らせします
※一部の携帯/PCでは購読頂けません