収入や働きがいアップ! ダブルワークをする前に知っておきたいこと

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マイナビウーマン
2018/10/10 15:10
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収入や働きがいアップ! ダブルワークをする前に知っておきたいこと


ダブルワークで収入をアップしたい、生活に余裕を持ちたい、そんな女性が増えはじめています。しかし、安易にはじめるのには少し注意も必要です。生活を充実させるためのダブルワークが、ともすると自分の生活を窮屈にしてしまう可能性も。そこで、実際にダブルワークをはじめるにあたって気をつけるべき点や必要な手続き、また継続するために意識すべきことを、キャリアカウンセラーの木村俊夫さんに教えてもらいます。

■副業とのちがいは? ダブルワークとは

ダブルワークとはメインとなる仕事を2つしている状態といえます。どちらかひとつが本業というわけではなく、2の仕事の比重が同じ状態です。どちらも同じ労力(または時間)をかけ、同じくらいの収入がある状態が多く見受けられます。それに対して「副業」は、メインの仕事をしながらプライベートの時間をあてて行っている別の仕事を意味します。たとえば、会社員として働きながら、所有するアパートなどを貸して不動産収入を得ているような状態が挙げられるでしょう。副業の場合は、空いた時間に自分ができる範囲でさらに収入を得ている状態といえます。

■ダブルワークをする際に気をつけるポイント

ダブルワークをする前やはじめるタイミングで知っておくとよいことがいくつかありますので、正社員の場合と扶養内ワーカーの場合に分けて説明していきます。主に、目的意識と制度への理解を深めることが重要になります。

◇ダブルワークをする前にチェックすること

☆【正社員】する目的と会社の規定を知る

どうしてダブルワークをするのか、その目的をはっきりさせなければなりません。収入を得ることはもちろんですが、その収入をどのような目的で使いたいのか、どのようなキャリアを築いていきたいのか、自分にとってダブルワークで大切なことを明確にしておきましょう。

また正社員だと副業禁止規定がある場合も。ダブルワークが会社に知られてしまい、退職を余儀なくされてしまったケースもあります。会社に黙っていても、税金を支払う段階でわかってしまうもの。ダブルワークが社会貢献にかかわるもので許容されたという事例もありますが、注意が必要であることに変わりはありません。

☆【扶養内ワーカー】スケジュールと収入の管理

正社員と同様に、目的をはっきりとさせておくのは扶養内でダブルワークをするときも同様です。扶養内で制限もありながらどうしてダブルワークをするのか、きちんと自分自身で認識をしましょう。そのうえで、時間と収入を前もって計算しておくようにしてください。収入額次第では、所得税の控除が受けられない可能性があるので、収入の計算は重要な問題です。また、扶養内では家庭が優先となる場合が多く見られます。配偶者のスケジュール、子どもの行事予定、このようなずらすことができない予定はあらかじめピックアップしておくようにしましょう。

◇ダブルワークをはじめたらすること

☆【正社員】保険や税金の手続き

正社員の場合は「労働保険」、「社会保険」、「税金」の手続きが必要です。「労働保険」とは雇用保険や労災保険にあたるものです。「社会保険」とは、厚生年金保険と健康保険をいいます。税金に関係するものは、所得税、住民税、年末調整、確定申告が挙げられます。これらの手続きについては,あらかじめ両方の会社に相談しましょう。(※)

☆【扶養内ワーカー】労働保険と社会保険に注意

扶養内ワーカーの場合も正社員と同様ですが、気をつけてもらいたいのが労働保険と社会保険。扶養内でも、働く期間や時間によっては労働保険、社会保険への加入が必要になります。(※)

■ダブルワークを継続する上で大切なこと

では、実際にダブルワークをしていくにあたって大切な要素や意識すべき点はどのようなことなのでしょうか。収入や仕事へのやりがいが増える一方、時間的または物理的な制限が出てくるのも事実です。ダブルワークを継続する上で意識してほしいことをまとめました。

◇【正社員・扶養内ワーカー共通】タイムマネジメントと自己開示

ダブルワーカーが意識しておくべき点としてまず挙げられるのが、プライベートを大事にするということ。自分の時間がないことでストレスになってしまうこともあります。そしてタイムマネジメントも大切です。スケジュール管理はもちろんですが、自分自身の体調も管理できないとダブルワークはできません。

また、自己開示をしっかりとしましょう。いずれかの仕事でのトラブルが、もうひとつの仕事に影響する可能性もあります。そのため、関係者からダブルワークであることをあらかじめ理解してもらっていることが理想的です。

◇【正社員】まわりと比べず自分の選んだ道を信じる

会社の同僚たちがみんなダブルワークをしているとは限らないでしょう。同じ正社員なのに、どうして自分だけ時間がないのか、忙しいのかなどという不満や劣等感を持ってしまうこともあります。そこから人間関係の悪化につながりかねません。現職でも気持ちよく働くためにも、意識の持ち方に気をつけてみるといいでしょう。その上で、正社員でいることの意味を考えてみてください。自分がどうしてダブルワークをしているのかその理由を忘れてはいけません。そうしないとダブルワークが負担になってしまうこともあります。

◇【扶養内ワーカー】はじめたときの目的を忘れずに

扶養内でダブルワークをはじめたとき、はっきりとした目的があったはずです。ローンの支払いをするため、子どもの養育費にあてるため、扶養内であるからこその理由があるのではないでしょうか。なんのために、あるいは誰のためにダブルワークをしているのか、きちんと認識していることでモチベーションをキープしていくことができるでしょう。

■ダブルワークというキャリアの築き方

ダブルワークするという人生の選択が、以前より身近になってきている時代だと思います。自分のやりたいこと、自分がしなければならないこと、あるいは働きがいとはどういうものなのか、このようなことに目を向けてみてください。自分のためでも家族のためでも、働きがいがあることは大切です。ダブルワークでなら働きがいを見つけることができる場合もあるでしょう。またダブルワークをきっかけに、新たなキャリア形成につながることもあります。ダブルワークをひとつのキャリアの築き方として考えてみてもいいのではないでしょうか。

(文:木村俊夫、構成:藤奈子)

※画像はイメージです

※保険・税金に関する部分は、弁護士の刈谷龍太氏が監修しました

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