知らないと恥をかく!? エレベーターの上座・下座

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マイナビウーマン
2018/09/14 15:10
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知らないと恥をかく!? エレベーターの上座・下座


職場や取引先でのエレベーターマナー、意識していますか? エレベーター内での上座下座に加えて、エレベーターへの乗り降り、呼び出す際のビジネスマナーなど、わかっているつもりでもいざ聞かれると自信がなくなることってありますよね。新社会人はもちろん、改めて正しいマナーを確認したい社会人の方々のため、エレベーターを利用する際のビジネスマナーについて、マナー講師の西出ひろこさんに詳しく聞きました。

■エレベーターを待つときのマナーとは

◇扉の正面に立たない

乗り降りのマナーは「降りる人が先」。もちろんこれはエレベーターも同じです。扉の正面に立っていると、降りようとする人とぶつかる危険性がありますし、驚かせてしまうことにもなりかねません。スムーズに乗り降りするために、扉の脇に立って待つようにしましょう。

◇知り合いと一緒に待っているとき、話しに夢中にならない

エレベーターを待つ間、話しているうちに盛り上がり、つい大きな声になってしまうことがあります。また、おしゃべりに夢中になるあまり、身振り手振りをつけて場所をとってしまうことも。その状態のままエレベーターに乗り込むと、狭い空間で周囲に迷惑をかけてしまいます。エレベーターホールで待つ間も、周囲の状況に気を配り、仲間内でのおしゃべりは控えましょう。

■エレベーターに乗るときのマナー

◇降りる人が先

先にも書きましたが、エレベーターは「降りる人が先」です。降りる人が全員降りたのを確認してから乗り込むようにしましょう。どんなに急いでいても、降りる人を押しのけて乗り込むことは絶対にNGです。

◇中で「開」ボタンを押してくれていた人にお礼を言う

中で「開」ボタンを押して待っていてくれた人には「ありがとうござます」とお礼を伝えて乗りましょう。

◇乗り込む順番は場合によって異なる

お客さまをご案内するとき、中に人がいないときといるときとでは、乗る順番が異なります。ポイントは、エレベーターは「密室」ということです。

☆中に人がいないとき

案内人が先に乗り込みます。これは、エレベーターは密室という考えから、「安全確認」の意味があります。

1.、エレベーターホールの「上下」ボタンを押す

2.エレベーターの扉が開いたら、お客さまに「お先に失礼いたします」と声をかけ、案内人が先に乗り込む

3.操作盤の前に立ち「開」ボタンを押し、もう一方の手で扉を押さえる

4.お客さまに「どうぞ」と声をかけ、乗っていただく

5.行き先階のボタンを押し、「閉」ボタンを押して扉を閉める

☆中に人がいるとき

お客さまに先に乗っていただき、案内人は最後に入ります。

1.エレベーターホールの「上下」ボタンを押す

2.エレベーターの扉が開いたら、エレベーターホールの「上下」ボタンを押し、もう一方の手で扉を押さえる

3.お客さまに「どうぞ」と声をかけ、先に乗っていただく

4.最後に自分が乗り込み、操作盤の前に立ち、行き先階のボタンを押し、「閉」ボタンを押して扉を閉める

このとき、既に操作盤の前で「開」ボタンを押して待ってくれている人がいたら、お礼を言って乗り込みます。また、乗っている人が多く、自分で行き先階を押せない場合は「○階をお願いします」とていねいに伝え、自分は空いている場所に乗ります。ボタンを押してくださった方には必ずお礼を言いましょう。

◇お客さまが複数人いらっしゃる場合

お客さまが複数人いらっしゃる場合は、上位の方から順に乗っていただきます。お客様と自分の上司の場合は、お客さま、続いて上司の順です。

■エレベーターの中でのマナー

◇立ち位置(上座・下座)

エレベーターにも上座、下座があります。

案内人は下座に立ちます。下座は操作盤の前。その後ろが上座。2番目が上座の横で、3番目はその前です。

◇ボタンを押すタイミング

ボタンを押すタイミングも、エレベーター内の状況によって異なります。

☆降りる人だけのとき

エレベーターの扉が開いたら「開」ボタンを押して、もう一方の手で扉を押さえます。降りる人が全員降りたのを確認してから「閉」のボタンを押します。

☆乗り降りがあるとき

エレベーターの扉が開いたら「開」ボタンを押し、もう一方の手で扉を押さえます。降りる人が全員降りて、乗る人が完全に乗り込んだのを確認するまで、「開」ボタンを押さえておきます。乗り降りが終わったことを確認してから「閉」のボタンを押します。乗ってきた人には、「何階ですか」と声をかけ、行き先階のボタンを押しましょう。

◇仕事の話をしない

エレベーター内は「公共の場」と心得ましょう。情報漏洩の観点からも、仕事の話はNGです。また、「狭い空間」でのおしゃべりは、周囲に不快感を与える可能性がありますので控えましょう。

◇携帯電話をむやみにいじらない

エレベーターは「密室」「狭い」「公共の場」「動く」「扉の開閉がある」等、特別な空間であり、周囲への配慮が必要です。一歩間ちがえるとトラブルに発展する可能性も。大勢の人が乗っているエレベーター内での携帯電話の操作は周囲に迷惑をかける可能性があります。

もちろん携帯電話での会話はNGです。また、音楽を聴くなどイヤホンの使用はコードを人に引っかけたり、乗り降りの際に扉に挟む危険性がありますので控えましょう。

■エレベーターを降りるときのマナー

◇目的階に着いて降りるまで

目的階に着いたら、「開」のボタンを押し、扉が閉まらないようもう一方の手で扉を押さえます。「お先にどうぞ」と声をかけ、お客さまに先に降りていただきます。その際、「降りて右手でございます」など、目的地の方向を伝えます。

上司も一緒の場合は、お客さまに続いて上司、自分は最後に降ります。エレベーターを降りるときは、自分が最後と覚えておきましょう。

◇お客さまを玄関口までお見送りする場合

「お先に失礼いたします」と声をかけ、エレベーターを先に降りているお客さまの前に出て玄関までご案内します。お客さまの前を通るときは必ずかがんで、「前を失礼いたします」と声をかけましょう。

玄関扉の前で「本日はありがとうございました」とご挨拶した後、お辞儀をしてお見送りします。

■誤解しがちなエレベーターマナー

エレベーター内は公共の場であることを意識しましょう。防犯のため、エレベーターに防犯カメラが設置されていることがあります。また、場所によってはエレベーター内の映像が、エレベーターホールのテレビモニターに映し出されていることもあります。

エレベーター内にひとりのときはつい油断して、プライベートスペースと勘ちがいしてしまうことがあるかもしれませんが、エレベーター内は公共の場であることを意識し、常に節度ある態度でいることが大切です。

■エレベーターでも気を抜かずマナーに注意

エレベーターを利用する際、お客様や上司といるともちろんマナーを気にしますよね。でも自分ひとりだとついつい気を抜いてしまいがち。エレベーター内にいるのは偶然一緒になった人ではなく、もしかするとどこかで繋がっている方かもしれません。私語や態度には気をつけて、社会人としての振る舞いに注意しましょう。

(文:西出ひろこ、構成:はらきよか)

※画像はイメージです

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