整形外科医に聞いた!働き女子のツラい「うなじ首こり」解消法
- ビューティー
- LBR
- 2018/02/12 20:00

いま、肩こり・首こりに悩む人が増えているそうです。
ピップが行った調査※1によると、肩こりの次に悩んでいる方が多いのは「首こり」だそうで、特に女性では69%の方が首こりに悩んでいることがわかりました。
首こりを放っておくと、頭痛や腕のしびれなど健康にも影響がでてしまうので、早めに対処しましょう。
今回は、稲毛病院 整形外科・リハビリテーション科/健康支援科部長 産業医の佐藤 務先生にお聞きした、首こりの解消法をご紹介します。
男性よりも女性の方が「首こり」リスクが高い!?
佐藤先生によると、肩こりや首こりは女性の方がなりやすいのだとか。それには3つ理由があります。
(1)女性の方が男性に比べて首が細い
頭の重さは6〜8キロほどあるといわれています。そんな重たい頭を支え、上下左右に屈伸・回旋など複雑な動きをコントロールしているのが、首です。
女性の首は男性と比べ、平均で5〜6cmも細く、男性に比べて少ない筋肉で頭を支えています。血流量は筋肉量に比例するため、女性の方が血流が滞りやすいという特徴があります。
(2)女性の方が男性に比べて首が長い
女性の首は男性に比べ、長いということもわかっています。その分筋肉の負担も増え、長時間同じ姿勢でいたときの影響も大きくなります。
(3)女性は肩こりや首こりになりやすい作業や動作が多い
日本の働く女性は、デスクワーク時間が長いということがわかっています。長時間同じ姿勢でいると、肩や首の周辺の筋肉を動かさないため、筋肉の緊張状態が続き血流が悪くなります。
あなたは大丈夫?「うなじ首こり」セルフチェック法
首こりを侮ってはいけません。佐藤先生によると、「首こりは放置しておくと全身に影響を及ぼし、頭痛や腕のしびれや痛みなどを引き起こすこともあります」とのこと。
まずは、セルフチェックで自分の首がこっているのかを確認してみましょう。
<セルフチェックのやり方>
(1)アゴを上にあげ、上を向いて首をそらせる(※無理せずゆっくりあげてください)
(2)左下に向かって首を使いながら、頭をゆっくり移動させる
(3)アゴを引き、真下まで回す
(4)右上に向かって回転し、最初の位置まで戻る
首を上下左右に動かして、特に上を向くときに、首から上肢にかけて違和感があれば、既に首こりの危険性があるのだそうです。
首こりを解消するには「鍛える」ことが大切
首こりを解消するためには、首の筋肉を「鍛える」ことが大切なのだそう。
首の筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで、血流の改善が見込めます。首こり解消には、この血流改善が大きなポイントとなるのです。
仕事中やご家庭でもできる簡単な「等尺性運動」で、首の筋肉を鍛え、首こりを予防しましょう!
<首の筋肉を鍛える「等尺性運動」>
押している側の首の筋肉が緊張していればOKです。身体に不調が出る前に、しっかりとケアをしておきたいですね!
ピップマグネネック/ピップ
全2色(パールピンク、パールブラック) オープン価格
2018年3月12日(月)に、「首すじ」専用設計を実現した『ピップマグネネック』が発売されます。ピップマグネループではケアできなかった首すじを集中ケア。血行を改善し、コリをほぐしてくれます。
首にはめるだけの新形状で、装着も簡単。水洗いができるので清潔に保つことができますよ。
こういった血流改善アイテムも上手に使いながら、首こりとは無縁の生活をしたいですね!
※1…ピップ調べ 2017年8月(20〜79歳男女 n=4939)
(LBR編集部)
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