『白い巨塔』あらすじ&感想&評価!ドラマや映画好きな私。

これまで数多くの医療サスペンス作品を読んできましたがその中でも頂点に立つと思うのは白い巨塔です。同じような思いを持ってこの作品と接してきた方々は多いのではないでしょうか。

まずは非常に作品として描くことが難しい医療過誤訴訟にテーマを当てていることです。法律がわからない人間であっても医療過誤訴訟は原告側証明すべきであり、その証明すべき内容というのが非常にハードルが高いことをわかりやすく描いてくれました。

そして、医療に携わる者として両極端な立場にある財前と里美の葛藤。まずは非常に作品として描くことが難しい医療過誤訴訟にテーマを当てていることです。法律がわからない人間であっても医療過誤訴訟は原告側が証明すべきであり、その証明すべき内容というのが非常にハードルが高いことをわかりやすく描いてくれました。

そして、医療に携わる者として両極端な立場にある財前と里見の葛藤。数年に1度この作品を私は読み返すことにしているのですが少しずつ思いが変わってきました。若い頃はこの2人の考え方の違いが両極端なものであり交わる事はないと思っていました。
しかしながら、今私自身は少し違った見方をしています。外科医の立場から自分自身の熱意や出世欲に任せて患者を治療し続けた財前。研究の分野からがんの治療を将来的に進めたいと考えた一途な気持ちを持つ里見。
完全に別の立場に見えますが医療に携わる者として癌という病気をなくしていきたいと言う思いに変わりは無いのです。
そして現在は治療に関しては外科の治療よりも化学療法や内科の方がピックアップされるような時代になってきました。


現実の世界で今、里見のような人間がいれば、もっと出世もしたであろうし、評価も高かったであろうと思います。
財前と里見の間には、第三者からはわからない固い友情があったことが作品を通じてわかります。財前が自分自身の病に気づかず、末期がんの告知を里見から望んだこと。自分自身の体を研究として活用したいと申し入れたことがそれを物語っています。

原作を描いた山崎豊子さんは詳細な現場レポートをもとに作品を描くと言われています。この白い巨塔も現実に近い世界であったことを考えると現代もがん治療にまつわる方々は同じような悩みを抱えているのではないかと感じます。

もちろん、日本人の2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で亡くなる世の中です。この作品を通じて医師と患者は真摯に病気と向き合い、生きることと死ぬ事を考えさせられるのは言うまでもありません。

個人的には定期的にこの作品をドラマや映画でリバイバルし、医療に携わる人間の難しさ、医師がどのように病を克服してきたかと言うアプローチから自社として描いてほしいと願ってやみません。時代を超えて語り継がれて欲しい医療サスペンス作品の第一位が白い巨塔です。

もちろん、山崎豊子さんの作品の中でも最も私が大好きな作品だと言えるでしょう。

最近、よくドラマとか映画のレビューを読んだりします。

参考になるサイトは以下など。
Happy Life
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