2月14日。

最近は朝は流動食をながしていました。食事が始まってから看護師さんの食べさせ方によってつまらせたり、汁物をこぼして「またー」と笑っている看護師さんを横にむせてサーチが下がったりしたため母が介助に来てくれるときだけ食事をとるようにしています。
むせてもなお、笑いが止まらない看護師さんを見て不信感を抱いてしまいました。もともとコップの水なども口にいれるのが苦手な看護師さんで、介助の仕方が悪いと言われていましたが、「いいんです!私はこぼれたらタオルでキャッチするんです。」と言い張っていたのです。
そんな看護師さんが味噌汁を口にちょくせつお椀から飲ませてくれこぼしてゲラゲラ笑っているのです。
気管切開したまま食事をとっている私は今まであまり気にしていませんでしたが命がけの食事です。
自分の手で食べることができていたときは自分が飲み込んだ早さで食事を進めることができましたが、今はあのときと違います。唾を飲み込むときに考えます。ゴクンと飲むことに喉に違和感があることを。一生懸命飲まないと飲み込めないことを。

一件があって以来母が来てくれたときのみ食事をとるようにしています。肺炎になるのはもう嫌です。
看護師さんに食事の大変さと大切さを分かってほしかったささやかな抵抗感もありました。

母は飲み込んだか目と心でキャッチし絶妙な大きさの食べ物を口に運んでくれます。安心して食べられるのです。

そして朝の流動。私の部屋は3人部屋。朝の5時半頃ここの病棟では白湯を繋ぎに来るのですが、ふたりにつないで私にはつなぎません。
彼女らと何で分ける必要があるのか?一緒につないでと再三お願いしていますが大体忘れられます。昨日確認したところ、意識のない人には5時半に機械的に繋いで意識のある人には起きてから挨拶をしてそのあとにつなぐというのです。

何をもって意識ないというのでしょうか。おなじへやのおばあちゃんは気管切開をして酸素も送っているのでしゃべったりはしませんが、名前を呼べば目を開け、じーっとその人を見ています。車椅子に乗るとうなずいたりもします。サクションすると苦しそうな顔をし、歯磨きは嫌いで口を閉じます。胸元がかゆく一生懸命かいています。
このおばあちゃんが意識ないと思うのでしょうか。

例えば、本当に意識がない人がいても意識があってしゃべれる人には挨拶をして、それ以外の人にはそれをしないというのはどうなのでしょう?

悲しくなりました。何でこんなことが起こるのだろう。おはようといってもおはようとは返ってこないかもしれない、絶対に聞こえてる人に無言で流動食をつないでいく機械的操作。
聞こえてるよ、おはようっていってるよ、何で気づかないの?看護師さんだよね?
悲しい、としか言えませんでした。ここで伝えられればかっこいいのにな、がっかりして言葉が出てきませんでした。
でもこれが病棟の考え方。いつか伝えたいと思います。

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