5月の空は底抜けに

(テスト対策)yuとhoを呼んで珈琲店で中間対策。
hoの数学がひどい。
高校で教わったことはおろか中学履修事項も危うい。
結局2時から6時過ぎまでほとんどhoの数学にかかりっきり。
帰りの車の中でも繰り返し思考練習をしたけれど心もとない。
本人は賢くなったって言ってるけど、たった4時間で?それ錯覚だから。

(不慣れ)退院してからの日常生活が新鮮。
毎晩自宅にいられる幸せを噛みしめている。
女房より早く帰宅したらJCOMスポチャンでベイスターズを応援しながら、夕飯作り。
水曜は豆乳スープごま風味たっぷり炸醤麺とコマ切れ生姜焼きぶっかけサラダ。
木曜は春キャベツいっぱいサラダ蕎麦とチキンソテー、それにベーコンポテト。
女房も、帰れば私がいるから早く帰ってきて夫婦の会話が新婚並みに弾む。
30年以上こんな生活したことがなかったから、時々さぼってるみたいな罪悪感に襲われる。

(まっすぐ帰るのがもったいない夜)
女房の同窓会。
「あれ?俺、迎えに行けるじゃん。夜なんもないんだから」
って言う私に、しっかり者、独立独歩の長女は
「大丈夫よ、そんなに飲まないし。あなた病気なのよ」
「でも…
「夜遅いのは慣れてるから、じゃあね」
って出かけちゃった。
まったく長女は可愛げがない。
末娘なんかすぐに
「ええ、ほんと!やさしいお父さんでよかった、お願いしまーす」
って調子よく可愛く言えるのに。
あ〜あ夜暇じゃんって思ったけど、” 行っちゃえばいいんじゃねえ? ”
って思ったらちょっとウキウキ。
都心育ちの私は夜の青山、六本木、銀座が大好物。
10時頃「迎えに都心まで来ちゃった。懐かしいその辺を巡回してるから、終わったら連絡して」ってライン。
しばらくして返しのライン。
「わかりました。11時くらいになります」
ってまたまた長女味、そっけない。
ほんと、可愛げない、びっくりも何もない。

それでも銀座4丁目の交差点で落ち合って助手席に座ると
「楽しかった。久しぶりにまーちゃんも来てて何も食べないで話し込んじゃったわ」
「じゃあ何か食べる?」
「ううん、お腹いっぱい」
ってわけわかんない。
車は宝町IC から銀座、芝公園、東京タワーが右手に至近。
「…矢嶋君ねえ…北大の教授…なんかみんな…同時通訳でね…あら、きれいね東京タワー」
スカイツリーと違って昭和の輝きがある。

彼女は車が家とは反対向きに走っていることに気がつかない。
芝浦JCTから1号羽田線に入ってしばらくして、ようやく
「あらっ、海?川?何か変よ」
「しまった、間違った、こんなん珍しいわ俺…反対に走ってる?あれっ?」
例の道間違っちゃった発言。
つい最近もHi とかが乗ってた時に使ったやつ。
実は、最初からレインボーブリッジを目指して逆向きに走ってた。
「あれ、あれっ、これってどこ行くんだろう?横浜とかに行っちゃうよ…まあ、いいか、明日休みだし急ぐ旅でもないし」
みたいにとぼけているうちにレインボーブリッジ。
「あら、きれいねえ、きれい。遮蔽物がなんにもないから、ねえ見て見て高層ビルの灯りがぐるっと見える」
運転手に向かって見て見てはないだろう。

女の子っぽく可愛くはしゃいでいる助手席の女房を横目で見ながら、ほんと長女を無防備に感動爆破させるのはムズイよねってそう思う。
まったく素直じゃないんだから。
って俺だって素直に「寄り道して夜景見てこう」なんて言えないんだけどね、照れるでしょ、そんなん。
夫婦ってさ、このくらいの年になると、お互いあんまり素直になれないんだよね。
だから道間違っちゃったサプライズ。
まあまあの成功かな。

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