32、K監と小さな戦士予備軍達日記 2019年10月01日(火)

緊迫した投手戦が続く。どちらが先に得点し逃げ切るか。1点勝負か!サドンデスになるか?先が読みにくい展開の中で、これはもう子供達の頑張りに託すしかない待望の決勝戦。そうなんです。試合が始まってしまえば誰かが出塁してくれるのを期待し、誰かが進塁させてくれるのを待ち、そして誰かがホームに還してくれるのを祈りながら彼らと一緒に進めて行く。

得点できずに守備につけば、誰かに相手打線の攻撃を抑え込んでくれるのを期待し、誰かが上手に捕球し送球してくれるのを見守る。ベンチも応援団も同じ思いだろう。誰もが毎打席ヒットを打つことは叶わない。だからゴロGOのサインを出したり、時にはストライクエンドランを出したり、期待度の高い子には盗塁を期待し、タイムリーヒットを期待する。投手リレーも守備交代も然り。

試合が始まってしまえば監督、コーチのサポートは子供達の頑張りにヒントを与えてあげることくらいで、試合が始まるまでに如何に子供達のスキル(戦える技量)を身につけて臨めるか、なのである。ただ、ある程度身につけても全員が活躍できるなんてことはなく、それでも誰かが活躍できるであろう素地を作っておくことが監督の役目で、試合が始まるまでが勝負なのである。

さて、攻守交替の切り替えが上手になって来たが(まだまだですが)予備軍達は初の栄冠に向かって1回の表の攻撃に入って行く。前週ムリヤリに夜間倉庫トレに参加させた成太郎が逆光6Eで出塁すると、牽制が上手な左腕君にてこずっている間に球児が5Gで1走が入れ替わる。WPで得点圏に行き王仁に期待する。しばらく実況中継です。

王仁も5Gで球児はそのまま。輝向がここで三遊間を破るが還れない。2死1、3塁で亮に期待するも1Gで守りにつく。新家スターズさんの打線を診断する。結果3三振1四球1WP。ピンチになるが野手の仕事は0で2回表の攻撃に移る。先頭凛波人が四球を選び連続無死1塁のチャンスを作る。ところが弦希、拓海が連続三振で2死1塁とチャンスが拡がらない。

9番竜之介と凛波人にエンドランを授ける。しかし3塁好返球で2回裏に進む。先発亮も先頭5番君に四球を与え5Gで1死2塁と連続ピンチを招くが後続を断つ。3回表、成太郎からの攻撃で先制点を狙うが3球目にラン&ヒットのサインで7F。機動力が奏功しない。王仁が6Gで2塁に進めない成太郎に変わって1塁のまま。


4番輝向とのエンドランが見事に決まって1、3塁とまた先制のチャンスを迎えるが、5番亮は今日は投手専念のよう。3回裏、連続四球から最大のピンチを招くがここも4番君を5Gに切って取り4回に入って行く。凛波人が今度はヒットで出塁し気勢を上げるが、弦希のバントGGが上がり動けず2塁封殺され拓海が1F、竜之介5Gで進塁策が不発。


亮のピッチングが回を追うごとに調子が上がって行く。4回は3E1つだけ。5回、6回は三者凡退と予備軍達の意欲は1点取ることに向かって行く。最終7回表、打順は8番拓海から。智弘を代打と思うがサドンデスがちらつく。そのまま打席に入るが三振。迷った時は思い切りが大切だと臍(ほぞ)を噛む。9番竜之介のところで遥斗を代打に送る。2球連続ストライクを見逃したところで期待は薄れる。


最終回2死走者なし。1番成太郎に最後のチャンス作りを期待する。すると3−1から四球を選びベンチは少し活気づく。2番バッター球児より1塁ランナー成太郎を警戒し何度も牽制する。Bが続き待てのサインを送る。盗塁後の3−1から高目を見切り四球で出塁し3番王仁に回す。この場面で新家Sさんベンチに動揺が拡がり、JFベンチは大きなどよめきが起こる。


B、B、牽制、Sと来て打者との勝負となり、運命の4球目は甘い球だった。主砲王仁は何の迷いもなく振り抜いた打球は左中間を越え、何とレフトフェンスの一番上に当たり大きく内野近くまで跳ね返って来て両軍の選手が動き回っている。2走成太郎は2死だったことも幸いして3塁を回り快足を飛ばして本塁を駆け抜ける。待望の1点が入りJFベンチは大騒ぎ。SSベンチは茫然示寂。


なおチャンスは続くが輝向は4打席連続ヒットは出ず1:0で最終7回裏の守りに入って行った。亮は6回投げ球数は予定数を越えている。サドンデスまで彼に任せようと腹をくくり1点リードで6番君に相対す。球児から凛波人に送球し1アウト。7番君は成太郎の前にライナーを飛ばすが前進して来てナイスキャッチ。2死となり応援団から「あと1つ」と声がかかる。

8番君もセンター成太郎の左前にフライを放つ。よし捕ったら終わりと全員の視線が集まる。出遅れた成太郎のグラブの先っぽに入った瞬間終わったと誰しも思ったことだろう。よく見るとボールは無情にも落ちている。判定はエラー。9番君に変わって代打が入り最後の反撃を試みる。追い込んだ亮は渾身の1球を投げ込むと手は出ない。球審の右手が上がりゲームセット。ノーヒットノーラン達成だ。


長い道のりだったが予備軍達の日頃の頑張りがここに報われた。前日、運動会が終わってそのままの姿で練習に参加した6人の予備軍がユニホーム姿の予備軍達とひとつになり、One For All、All For Oneを感じさせてもらった。試合が終われば大人も子供達もNo Side。挨拶しあい、行儀よく並んで閉会式。


OBママ、パパ達がたくさん応援に駆けつけてくれていた。彼等とも喜びを共有するチームで本当によかったと思う。ラインやFBでもたくさんのお祝いメールが来て嬉しさが倍増した。嬉し涙は何度流していいものだ。次は堺秋季、大阪ジュニア、東住吉でも流して欲しいものだ。でも練習で手抜きしているようじゃ二度目はないよ、予備軍達諸君!取り敢えず初優勝おめでとう!!

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