LIAR GAME 16  冒涜



X「____」

増「…X、が舞さんのお姉さん___?」


X「…何よ、元はと言えばアンタが言い始めたことのくせに」

「ッ、!」




X「__寂しい、寂しい、寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しいって、だから____」


_____シャッ

Xが椅子の奥のカーテンを勢いよく開けた
そこには





増「___嘘、だろ」

桜?「えへへ、また会えましたね」



増「君、は」

桜?「死んだはずじゃ、って?
   そうですよ、確かに死にました、でも生き返ったんです」



増「___何を、言ってる、?」

桜?「ねぇ、舞ちゃ___」




桜の姿をしたソレは舞さんに近づき、舞さんを立ち上がらせるため手を差し出した
その手を、舞さんは

_____パンッ






桜?「_____?」

「触ら、ないでッ__」


彼女は誤作動を起こしたみたいに首をかしげる
何故、自分が拒絶されたのかわかっていないようなそのしぐさに

増「___ロボット、」





まるで、ロボットのようだった
何度も拒絶されても同じ命令をこなすため何度でも舞さんに手を伸ばす

増「___」



その姿を見ると、先ほどの光景が蘇る
涙を流し、_____自分で自分の命を終わらせた、彼女の最後の姿

目の前にいるものは確かに彼女にそっくりだ



でも
だからこそ





増「___こんなもの、」

桜?「…痛い、離して」

「…増田、さん____」



俺はその腕を掴んで、突き飛ばした
___まるで、本当の人間みたいに脈を打つ音が聞こえた





増「___悪趣味だ」

「…ッ、」

増「どんなトリックかは知らない
  でも確かに彼女は死んだ、死者を冒涜する行為は悪趣味でしかない」


X「____本当にそうかしら」



パチン、
Xが指を鳴らすとカーテンの奥からさらに人が現れた

増「ッ!?」


その人たちは、一斉に俺たちに向かってきて
いや、舞さんをXのもとへ

俺は、無様にも拘束され床に這いつくばらされた




X「無様ね、」

「ッ、お願い、増田さんだけは__!」




X「…この男もすぐ壊してしまいましょう
  舞を、奥の部屋へ」

「ッ!!嫌!!!
 お姉ちゃんッ、やめてッ、増田さんに酷いことしないでッ!!」




舞さんの糾弾もむなしく、奥の部屋へ連れていかれ声が聞こえなくなった
俺は、どうなるんだろう

___壊される、殺されるのか





X「___離していいわ」

増「…は、」

Xがそう言うと俺を拘束していた奴らが一瞬で離れた
一体、何のつもりなんだ__




X「…少し、昔話をしてあげるわ」

増「_____何で、急に」

X「黙って聞きなさいよ、
  _____舞の為、よ」

俺は、黙ってXの話を聞くことにした___


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