リコリス雑考





夏水仙が満開です。







いや、でした。



この数日の豪雨で、倒れしおれ、今は一部しか立っていません。



無情の雨。









Lycoris squamigera は、夏水仙の学名。



Lycorisはヒガンバナ属らしいので、この花がヒガンバナに近いことが分かります。







ただ、同じリコリスでも、Licoriceと綴れば、豆科のスペインカンゾウを指し、Lycorisとは全く別物らしい。



こんなの。



スペインカンゾウは、ウラルカンゾウと並んで、漢方薬のカンゾウとして認定されているとか。



ただ、カンゾウと名が付くと、ノカンゾウやヤブカンゾウが思い出されます。



ヤブカンゾウ。





でも良く調べると、漢方のカンゾウは甘草、ノカンゾウ・ヤブカンゾウのカンゾウは、萱草なんですね。



発音が同じなので、紛らわしい。







どちらも、ヒガンバナ属とは関係なさそう。





甘草は根に甘味成分があり、薬用のみならず、食用として北欧ではお菓子に使われるほど。

リコリス菓子や、まずい菓子として有名なサルミアッキとかね。







見た目も真っ黒な、漢方薬の味がする菓子のようなので、砂糖が普及する以前の古い北欧菓子なんでしょうね。

食べたことないけど。







萱草の方は、ノカンゾウが金針花、金針菜として、花芽が中華料理の材料になります。

おひたし、スープ、炒め物にすると、やさしい味わいがあります。





金針菜のスープ。







食べられる甘草、萱草と違って、Lycorisヒガンバナ属は概して有毒。

根に毒があってモグラよけになる、といって田んぼや畑に植えられていたりします。



やはり、人為的に広まっているんですね。







ヒガンバナと違って夏水仙は、明らかに鑑賞用ですよね。









近畿の梅雨明けは、あと少し。



でも、あとひと月少々経てば、彼岸花も咲きそう。





季節も仕事も、あわただしいです。











*写真は、夏水仙と薮萱草以外はネットからお借りしました。





(^_^)☆






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